二酸化チタンの光触媒の原理(3)
(3)活性酸素の酸化力
酸素中二酸化チタンに光を当てると、その表面に活性酸素ができます。
二酸化チタンの活性酸素としてO-(原子状酸素)、O2-、O3-、が見つかっています。
これらの活性酸素のマイナス電荷は、酸素の電気陰性度(電気を引きつける力)が強いために、二酸化チタンから電子が移行したものです。
O-はもっとも酸化力が強く、その次に酸化力の強いのはO3-です。 O2-は一酸化炭素を酸化できませんが、酸化されやすい有機物は酸化できます。
私たちのまわりにある汚れやに臭いの成分は、ほとんど有機物です。したがって、
完全に酸化してしまえば二酸化炭素と水になります。
二酸化チタン光触媒は、たいていの有機物を完全酸化できます。しかし、大量の物質を処理することはできません。
細菌や病菌も有機物ですから、表皮を酸化して分解し、殺すことができます。
大気汚染物質である窒素酸化物も酸化して硝酸にすることができます。

































